毎日を、便利で快適に。海外風インテリアが好きな私が買ってよかった、3つの家電&雑貨
旦那様と娘さん、そしてかわいいワンちゃん2匹と暮らしていらっしゃる、ahg.houseさん。日々わずらわしさを感じていた家事を楽にしてくれたり、リビングで過ごす時間をより快適にするために買ってよかった、3つのアイテムを教えてもらいました。 …
グッドルームでは、4月から新入社員が4名入社し、現在、良いお部屋をどんどん取材し、どんどん掲載しています。
会社のカメラを支給し撮影してもらっているのですが、たま~にカメラの設定に失敗して、せっかくの写真がダメダメになってしまうことも。
これはいかん。1度みんなにカメラの基礎知識を勉強してもらわなくては。
というわけで、社内スタッフ用に作成した、「お部屋の写真を美しく撮るマニュアル」なのですが、せっかくなのでこちらに公開したいと思います。
インテリア好きの皆さん、ぜひ参考にして、ご自宅の写真を撮ってみてくださいね。
写真を撮ってきたんだけど、なんだか暗く写ってしまった。そんな経験ありませんか?
特にグッドルームは室内の撮影です。写真が暗いと、「日当たりが悪そう」に見えてしまうため、明るさには特に注意してもらっています。
なぜ、写真が暗くなってしまうかというと、レンズが光を通す量・時間の設定が間違っているためです。
「絞り」=「レンズが光を通す量」
「シャッタースピード」=「光を通す時間」
コンパクトデジタルカメラのオート撮影モードでは、ピントを合わせると同時に最適な明るさを計算(測光)して撮影しています(デジタル一眼レフなどはこの設定を手動でできるのです)。
最近のカメラは高性能ですので、ほとんどの場合、自分で計算して設定するよりもカメラにおまかせのほうがちゃんと撮れたりするので、それで問題ないのですが、気をつけなければならないのは
逆光の場合。
または、明るい部分(窓)と暗い部分の差がはげしい場合です。
順光で撮るとこのぐらい明るいお部屋なのに
逆光のせいで暗く写ってしまいました。
こういう場合、カメラが「明るい部分がきちんと写るように」計算して設定すると、他の部分が暗くなってしまいます。
窓の外の建物が、はっきりと写っていますよね。ただ、この写真の場合注目したいのは室内です。
お部屋の中を実際の明るさに撮るには、窓の外が多少明るすぎて白く飛んでしまっても、部屋の中の明るさにあわせた設定にするほうがよいです。
そういうときに撮るテクニックとしては
・「露出補正」の設定を探して、明るく調整する
・「暗い部分」にピントを合わせる(シャッターボタン半押しでピントをあわせることができます)
の2パターンがあります。
○をつけた、暗い床の部分にピントを合わせてシャッター半押し、構図を決めてシャッター全押し、という方法で、暗い部分の明るさを計算して撮ることができます。
難しい場合は、単純にカメラの「露出補正」の設定を探して、逆光のときには明るさをあげてしまいましょう。(戻し忘れに注意)
「暗い写真になっていないか?」チェックしながら撮るには、「ヒストグラム表示」を活用する手があります。
このグラフが、左に偏っていたら暗い写真、右に偏っていたら明るすぎる(白飛び)写真です。
ちなみに、いくら室内が暗い場合でも、「内蔵フラッシュを使うのはNG」です。
フラッシュを使ってうまく撮影するには、非常に高度な技が必要なので、ふだんは使わないように。
ほかには、明度や彩度など、カメラごとにこまかく設定可能なものもあるのですが、グッドルームのメンバーには、特に次の2つを、撮る前に気をつけてもらっています。
「ホワイトバランス」=「白いものを白く撮る」ための調整
「ISO感度」=フィルムの感度、デジタルカメラの場合は光を信号に変える反応の度合いのこと
これらは、基本カメラにおまかせのオートでいいのですが、設定が間違っていると悲惨です。
ホワイトバランスが間違っていると、「すべての写真が真っ青」になったり、ISO設定が高くなりすぎていると、ノイズが増えるために「すべての写真が昭和のスナップみたいにざらざらに」なったりします(ちなみに私は両方経験済みです。これを経験すると本当に悲しいです)。
つづいては撮影テクニック。あたりまえでしょう〜と思うことでも実際に撮った写真を見ると意外にできていなかったりするので、初めのうちは特に意識してもらっています。
1. 脇をしめて、カメラは自分に近づける!
最近のデジカメはプレビュー画面がついているので、ともすると腕をのばした状態で撮りがちです。
が、そうすると、じつはとってもぶれやすいのです。
基本的にファインダーがついているときはファインダーをのぞく。
そうすることで、自然と脇がしまり、カメラが自分に近づいて、ぶれずに撮ることができます。
2. 水平、垂直に気をつけて!
写真のできのほとんどは水平、垂直がきちんととれているかにかかっていると言っても過言ではありません。
お部屋の写真は特にそれだけで印象が全然ちがいます。
部屋の中で、まっすぐな部分を見て、そこがきちんと水平・または垂直に写っているか確認しましょう。
3. 内蔵フラッシュを使わない
3番目は、大事なことなので2回書いておきました。
さて、撮ってきた写真をリサイズしたり、編集したりするとき、とりあえず知っておくべきことはひとつです。
「小さい画素数の写真を無理やり引き伸ばすと粗くなります」
これですね。
当たり前と思うかもしれませんが、特にスマートフォンのカメラアプリの場合、トリミングするとじつは写真が引きのばされていたりとか、ズームのつもりがただトリミングしただけだったりとかといったことがあります。
また、これも当たり前ですが、小さくリサイズしてしまった写真はもとに戻せません。
後に大きなサイズが必要になるかもしれないときは、リサイズや編集をする前のデータを保存しておきましょう。
ちなみに、お部屋の写真以外、全般で気をつけるべき写真撮影テクニックでは、私はこんな記事が気に入っていて、よく見てます。「あたりまえじゃん!」と思うことでも、実際に撮った写真を見てみると、できていないこともしばしば。まずはほんとの基本からしっかり身に着けていくのが肝心ですね。
@nifty:デイリーポータルZ:「普通の写真」の撮り方
http://portal.nifty.com/2010/04/23/b/
@nifty:デイリーポータルZ:ハウツーねこ写真
http://portal.nifty.com/special04/05/16/index.htm
@nifty:デイリーポータルZ:何が凄いの?一眼レフ
http://portal.nifty.com/2009/10/08/a/
ちょっと良いカメラを手に入れた方へ。使いこなすための最初の5つのTIPS : ギズモード・ジャパン
http://www.gizmodo.jp/2014/01/5tips.html
—
news!
RoomClipってご存知ですか?
自分のお部屋の様子が記録でき、ほかの人のお部屋ものぞいてみることができちゃうアプリです。
そんなくらし好きさんにぴったりのアプリに、good roomの公式アカウントができました!
無垢床TOMOSのお部屋に実際に家具をレイアウトしてみた様子を紹介しています。ぜひフォローしてくださいね。
RoomClip good room 公式アカウントページ(PC)
※スマートフォンの方は、RoomClipアプリをダウンロードのうえ、「good_room」で検索してください。