TOMOS 古き良き街並みで
1R(31㎡)
IKEAの家具って、安いのはいいけどとにかく組み立てがとっても大変というウワサを聞きますが、実際のところはどうなのでしょうか。今回の引越で、いくつかIKEAの家具を導入したので、組み立ての模様をレポートしようと思います。正直言って、そんなに大変でもありませんでしたが、いくつかポイントがあったのでご紹介します。
text : Miha Tamura (2015年初出 / 2018年5月18日 再掲載)
IKEAのサイトでは、商品の検索や詳細のチェックができます。「組み立て説明書」もPDFでダウンロードが可能。組み立てに自信がないときは、説明書を事前に見ておくと安心です。
IKEAの商品はグローバルにできていて、日本の小さな賃貸で引越しを繰り返すような暮らし方はあまり想定されていなかったりします。
木ネジで組み立てる大型家具の場合、がんばって組み立てたはいいものの、木ネジがうまくはずせなかったり、引越時に、引越屋さんに解体・再組立てを断られるケースがあるそうです。
解体しないとドアを通らないような大きな家具を購入するときは、よく考えましょう。
IKEAのお店はすべてセルフサービス。自分で商品をピックアップし、自分でレジ、車まで運び、自分で持って帰らなければなりません。私は車も持っていない上、そもそも棚から自力でピックアップすることができるかどうかも心配でしたが、ピックアップサービス(¥2,990)や、宅配サービス(¥3,990~)を利用することもできます。1点だけ買う場合、商品よりも高額になって驚くこともありますが、新生活のスタートなどでたくさんの商品を買う場合なら、オトクに利用できることもあります。なんなら組み立てまでしてくれるサービスもあるので、商品価格に含めて考え、うまく利用してみましょう。
※2018年5月追記
現在、待望のオンラインショッピングもできるようになっています。こちらも配送料が高いのですが、がんばって自力で運ぶコストよりお得かも! うまく利用してみてください。
見落としがちなのが、IKEAの家具は「組み立てスペースがたくさん必要」という事実。欧米の広いお家なら問題ないでしょうが、ひとり暮らしの1Kやワンルームだと、にっちもさっちもいかなくなる可能性あり。組み立て説明書を見て、スペースが確保できるかどうか確認しておきましょう。また、毛布やダンボールで養生もしっかりしておきましょう。
IKEAの説明書は、とってもシンプルにできています。グローバル対応なので、文字が一切ありません。細かいディテールも全部絵が説明しているので見落とさないようにしましょう。
必要な部品は、必要な数だけぴったり入っています。特に説明などはないので、組み立てる前に説明書に目を通して、どの部品がどこで使うものなのか把握しておきましょう。
部品の予備はありせん。なくさないように。また、ネジ山をつぶさないように!
心配な人はネジセットもあわせて購入するといいのかも。
付属の六角レンチで組み立てるものもありますが、ドライバーが必要な家具の規格は「プラス」ではなく、「ポジ」です。
これを、プラスドライバーで無理やり組み立てようとして、ネジ山をつぶしてしまったり、怪我をする人がいる様子。
IKEAで買うのを忘れてしまっても、Amazonやホームセンターで「ポジドライバーください」といえば手に入ります。
必ず手に入れてください。
以上、ごくごく初歩的なIKEAの家具の組み立て方まとめでした。
ひとり暮らしのインテリア実例 一覧はこちら
ふたり暮らしのインテリア実例 一覧はこちら
子どもと暮らすインテリア実例 一覧はこちら
いただいた質問に、引越し大好きな goodroom スタッフがお答えします。
下記フォームより、お気軽におしらせください。
田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。