グランエッグス桜新町N-/東京都世田谷区/桜新町/ワンルーム - デザイナーズ・リノベーション賃貸のグッドルーム

お部屋の紹介

昔の日本家屋を思い浮かべてください。
玄関をくぐり、土間に入ります。そこから室内へは大きな段差があり、だいたいすのこなどがあります。
縁側の部分も同じように地面から５０センチくらいは高くなっています。
昔の住宅は、経験的に、床の高さがある程度とってあったわけです。

それが引き継がれて、大正期に建築に関して法律が作られた際も、
床は地面から１.５寸高くせよ、と決められていました。
日本の住宅は、縁側が緩衝空間になって、自然との豊かな関係を作っていたとはよく言われますが、
段差という意味では、しっかりと地面と決別していたといえます。

そういう視点から見ると、このお部屋の良さがわかってきます。
このお部屋の特徴である庭と部屋との繋ぎ目を見てみます。
すると、フローリングと庭の地面がほとんど段差なく接続していることが分かります。
現在の法律では、地面からの湿気を完全に遮断すれば（表面的にはコンクリ土間など）
床の地面からの高さを下げてもいいことになっています。湿気を遮断してコンクリートを敷き、その上に床が作られているわけです。
したがって、湿度環境を良好な状態に維持しながら、床の高さを下げることに成功したと言えます。

▼マイナスポイント

・お部屋が少しカクっとしていてコンパクトです。
でもロフトがあるので空間は使いわけができますね！


この魅力的な自然との関係を中心に、デザイン良し、きれいな庭、気持ちのよい木漏れ日、高い天井と広いロフト、といいところづくしです。

ぜひこの機会にどうぞ。