オフを極めて
1LDK(44.49㎡)
レトロで重厚なたくさんの近代建築が残る大阪。歴史を感じる素敵な空間と美味しい料理が両方楽しめちゃう、近代建築カフェを巡ります。
第3回は、大正期に銀行として建てられたゴージャスな建物の中で、美味しいスイーツと紅茶とともに優雅なひとときを楽しんでみました。
text & photo : Miha Tamura
新しい洗練されたオフィスビルと、歴史ある建築が同居する大阪の北浜周辺。大阪の都市機能の中枢を担う中之島エリアと並んで、ちょっと高級感溢れる街並みに自然と背筋が伸びます。
今回訪れるのは、そんな北浜にある、大人気のパティスリー『五感』。大阪市内の様々なデパートにも出店していて、喜ばれる手土産の定番ともなっています。
北浜本館では、テイクアウトだけではなく、併設のサロンで美味しい紅茶とともに美しくアレンジされたケーキをいただけるのですが、それがとても素敵な空間でした。
この建物は、旧報徳銀行大阪支店として大正11年に建てられた新井ビル。1997年には国の有形登録文化財に指定され、2005年から、1,2階に『五感・北浜本館』がオープンしました。
大きなシャンデリアが見事な吹き抜けのロビーには、ガラスのショーケースの中のケーキや、手土産に喜ばれるたくさんのスイーツが並び、ガラス張りの厨房からできたて、焼きたてのお菓子が次々と運ばれてきます。まるでお菓子の宮殿にきたみたい。
ちょっといつもよりおしゃれをして、優雅で落ち着いたひとときを楽しみにきたくなる、そんなカフェです。
五感・北浜本館
大阪市中央区今橋2-1-1 新井ビル
http://www.patisserie-gokan.co.jp/shop/kitahama/
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。