オシャレブックカフェの本棚ディスプレイを真似しよう。 INTERIOR BOOKWORM CAFEのDIY家具（肥後橋）―大阪・おしゃれカフェめぐり #3

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今週はグッドルーム大阪から！

オシャレなお部屋ももちろん気になるんだけど、オシャレなお店もどうしても気になってきてしまうのが我々の性分でして…。
そこで、good room大阪スタッフが気になったオシャレカフェをみなさまにご紹介♪
今回のテーマは…「ブックカフェ」！
店舗デザイナーさんが経営するカフェで、本棚ディスプレイについて学んじゃいましょう。
（スタッフ山本）

オシャレブックカフェの本棚ディスプレイを真似しよう。 INTERIOR BOOKWORM CAFEのDIY家具（肥後橋）

今回取材してまいりましたのは四つ橋線・肥後橋駅すぐのINTERIOR BOOKWORM CAFEさん。

四ツ橋筋を歩いていて気になっていた方も多いのではないでしょうか？

お写真ご覧いただければおわかりの通り。
通り沿いのガラス張りの窓から、本に埋め尽くされたかわいい店内の様子が見えるのです！！
実は私自身、ここを通るときにはずーーっと気になっていたのです。

今回は、こちらの店主の城村さんにいろいろとお話を伺って参りました！

店舗デザインのお仕事をされているご夫妻

INTERIOR BOOKWORM CAFEは、店主の城村さんと奥様の真澄さんのお二人で経営されています。
店舗デザインのお仕事をされている城村夫妻。
実際にこちらのお店もお二人のデザインによるもので、ショールームの役割も兼ねています。

デザイナーのお二人によって作り上げられた店内には工夫が凝らされています。
こじんまりとしたかわいらしい店内は、広くはない空間ですが、遊び心が沢山！
机や椅子などもすべて手作りです。

壁一面の本棚は手作り！

手作りの壁一面の本棚。
白塗装にした角材を組み上げてそこに雑誌を立てた“魅せる本棚”。
本棚というより、ディスプレイのようです。
外からも、この一面に雑誌が飾られた壁が見えて、人目を引きます。
並べられているのは、”domus”や”dwell”などの建築・デザイン関係の雑誌。
そのため、どの雑誌の表紙もおしゃれで、目で楽しめる本棚です。

domusやAAなどの英雑誌。
建築やデザインの勉強に来られる方も多いのだそう。これらの雑誌は中古での販売もしています。

アクリル板で雑誌をディスプレイ！

最新号は、アクリル板をはめ込んで表紙が見えるように。
アクリルも角材もすべてホームセンターで揃えられるものなのだそうです
（そんな風には到底見えない…）

実際、この表紙のチカラにはお店も助けられているそうです。
表紙が見える本棚が店内の外から見えて、それを見てお客さんが興味をそそられて店内に入ってくる…
雑誌１つ１つがインテリアのように機能しているのですね。

本以外の雑貨も、オープンに収納

コーヒーのミル（上段）
カラフルなマグカップ（下段）
細かい所も全部可愛らしいです。
グリーンの散りばめ方が本当にステキ。

店主おすすめの一冊は？

城村さんにとって特別な一冊というのも伺ってみました。

『AA（Architecture Australia）』（左：最新号/右：volume.59）

「当時はカラーページをそこまでたくさんは刷れなかった分、色の使うポイントが斬新。
この一瞬の色使いで読者を魅了しよう、という執念のようなものを感じる。
それに、色がない分、フォントだったりデザインというものが目を惹くように工夫されている。
デザインって面白いな、と。学生時代、この雑誌が大好きで愛読していました。
いまでもたまに読み返します」（城村）

たしかに、途中で差し込まれる一色刷りページの鮮烈さが見事！！
雑誌からは当時の空気感というのも感じられて、ぐっと目が離せなくなる。
こちらのお店にいらっしゃった際には、ぜひこちらの一冊もご覧になってみてください。

INTERIOR BOOKWORM CAFE様
今回はご協力いただきありがとうございました。

なかなか一般の書店には売ってなさそうなおしゃれな海外の雑誌が
たくさん置いてあり、それらを読みに来てもいいですし
この手作りとは思えないオリジナルの店内装飾も一見の価値あり！

本とともにあるブックカフェ。
本（雑誌）がインテリアのように店内を彩っている。
改めて、ビジュアルとしての本の可能性について考えさせられました。

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