TOMOS 古き良き街並みで
1R(31㎡)
リモートワークが普及すると、今後より注目されるであろう「郊外」での暮らし方。都心に住むのと、郊外に住むのではどんな違いがあるか、注意すべきところはどこか、それぞれの暮らし方に合わせてまとめてみました。
text : Miha Tamura from goodroom journal
都心での暮らしは、通勤時間が短いことももちろんですが、大きなメリットは「終電を気にしなくて良い」ことでしょう。
仕事が遅くなることが多い方、夜、飲み会に行ったりライブに行ったりが好きな方は、都心暮らしが向いています。
都心の駅周辺には商業施設が集結し、また交通網も充実しているので、車がなくても生活に不便を感じることは少ないです。
「すぐ出かけられる」都心暮らしなら、お誘いも多くなりますし、アクティブに動けます。
休みの日に人と会う機会が多い方は、都心暮らしがおすすめです。
都心暮らしを満喫するなら、できれば会社までの通勤時間は「ドアtoドア30分以内」が理想。
それを超えるなら、電車の混雑具合が鍵になってきます。人気の路線をあえて外して、できるだけ混雑しない経路を選ぶのが、ストレスのない都心暮らしのポイントです。
比較的乗客の少ない路線では終電が早く、距離は短くても早めに帰らなくてはいけない場合があります。
特に、今まで住んでいた路線から引越すときには「終電が何時にあるか」の確認を忘れずに。
都心の物件でも、気をつけて確認したいのは周辺環境。
河川敷や公園などちょっと一息つける場所があるかどうか、駅からの道は夜でも安心できるかなど、一度自分の目でみて確認してみましょう。
郊外では都心より家賃が安く、同じ家賃でもワンルームではなく1LDK、1LDKではなく2LDKなど広いお部屋を選べるのが一番のメリットです。
通勤時間は長くなっても、始発駅に近づくほど座って通勤できる可能性が高くなります。
早起きが苦にならない人なら、朝に電車の中で勉強や読書の習慣を持つことができるかも。
ちょっと出かければ、山や海などすぐに自然にアクセスできるのが郊外暮らしの醍醐味。
アウトドアの趣味を持っている方、始めてみたい方には、メリットは非常に大きいです。
将来の子育てを見据えて部屋探しをする方にとってもやはり魅力ですよね。
都心と比べて、車を持っている人が多い郊外エリア。商業施設も「車が前提」の立地にあることが多いです。
最初は「大丈夫」と思っていてもだんだん辛くなることもあります。
この機会に車の購入を合わせて考えるか、電動自転車などの交通手段を持っておくと安心です。
「座って通勤」が実現できるかどうか、実際にかかる時間がどのぐらいかを、一度確かめると安心です。
通勤時間帯は電車遅延が発生し、最速よりも時間がかかることが多いです。
また、帰りもどの程度の混み具合になるかをみておきましょう。
都心暮らし、郊外暮らしが「合う」「合わない」は、人それぞれのライフスタイルによるところが大きいです。
でも、賃貸暮らしなら「どちらも体験してみる」ことが気軽にできます。
「自分はこうだ」と決めつけずに、新しい暮らしかたに一度チャレンジしてみるのも、おもしろいですよ。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。