大宇宙への入り口
1K(27.81㎡)
瑞々しく、やわらか。一つ一つ丁寧に作られた作品は、つい眺めてしまうほどに美しい……。そんな印象を持つ、おおやぶみよさんの器を紹介します。食器から花器として幅広く使えるアイテムです。
text : じょにー from goodroom 渋谷店
おおやぶみよさんは沖縄にアトリエをもつガラス作家さん。吹き、成形、仕上げ、など完成に至るまでの工程を一貫して一人で製作されています。器やオブジェ、照明といったアイテムにより素材を変え、全く異なるガラスの表情を生み出しています。
ぽつぽつと入った気泡や、今にもとろけてゆきそうなガラスには、どこか生命力も感じますね。手作りのため、同じものが二つとしてないのも魅力。
出会いは白金台の「雨晴」で年に一度行われる個展。毎年訪れてコレクションを増やしています。さらに、沖縄のアトリエへ足を運んだことも。
光を通してきらきら揺れる影に思わずうっとり。照明や自然光によっても印象が変わりますよ。
大きめグラスとお皿の一つはブルーグレーのような色合いがお気に入り。他にもピンクなど様々なカラーがあり、どれも素敵でした。
モールワイングラスは、持ち手のところが球体になっているのが可愛いです。
テーブルにうっすら影を落とす様子は幻想的。いつか居室の窓際に棚を置き、器をたくさん並べて楽しむのが夢でもあります。
お皿は一般的なものと比べると厚め、大きなグラスは他のアイテムに比べると薄く軽いです。繊細なので洗うときは慎重に。
購入したのは主に食器ですが、花器としても使っています。シンプルな色合いだからこそ、日常にスゥーっと馴染み、お料理からお花まで似合うんですね。
お皿はポプリや小さめのドライフラワーを乗せて玄関に飾っています。帰宅するたびにちょっと嬉しい気持ちに。食事ならカルパッチョやマリネなどが合いそう。
大きなグラスはチューリップなどのお花を生ける用、モールワイングラスはお酒を飲むときに。本来はリキュール用サイズなのですが、あまり飲まないのでワイングラスとして使用しています。ゆっくり味わうのにはちょうどいいです。
今まで器は食事用にしか持っていなかったのですが、こちらのアイテムに出会ってからは、飾る器があってもいいなと思えました。
おおやぶみよさんのアトリエ「HIZUKI」やオンラインストア、個展で購入することができるので、お気に入りの作品を見つけてみるのもいいですね。
じょにー
じょにー
古着屋さん、レコード・CDショップ巡りが好きです。最近お部屋に観葉植物が増えてきています。