TOMOS ゆったりお昼寝
1K(24.86㎡)
就職を機に上京して見つけたコンパクトなお部屋を、DIYとアイテムの組み合わせで暮らしやすく、好みの空間へと変えていく。現在進行形で改良され続けているナツメさんのお部屋についてお話を伺ってきました。
text & photo : Tsubottlee
今回の住まいの決め手は、白が基調の空間に、DIYなどで工夫のしがいがあるコンパクトな間取りで自由にコーディネート出来るイメージが持てたこと。初めての一人暮らしということで、お部屋づくりでもいろいろとチャレンジしたかったとナツメさんは話します。
「お部屋は狭くても、 DIY で空間を有効活用することに挑戦してみたいと思っていました。住みはじめに作った棚は、暮らしに合わせて改良しながら、最近ではDIYサークルに参加して新しく作ったものなども取り入れながらお部屋を楽しんでいます。」
「住み始めに作ったのは、壁一面に広がる収納棚です。収納スペースの確保と雑貨を飾る用の場所として作りました。」
寸法を部屋のサイズに合わせて作ったので、無駄なく壁を有効活用出来ました。また色味も好みの色で塗装したので、雑貨が映える点がお気に入りです。」
完成後も暮らしに合わせてアップデートされていると話すナツメさん。
「棚収納が全てオープンになっていることが気になって、下の段はカーテンレールをつけることで隠す収納スペースも合わせて用意しています。また上部にはアイアンをつけて吊るす収納としても使えるようにしました。」
最近では、所属しているサークルで、DIY仲間と一緒に作られたものもお部屋で使われているのだそう。
「窓際のハンガーラックはオンラインでのDIYイベントで作ったものです。作ることが楽しいのはもちろん。自分の住まいや暮らしに合わせて使えるのが良いですね。」
メインスペースと同様にキッチンもコンロとシンクだけのコンパクトなものになっています。
「作業する場所が無いため、キッチン横にキャスター付きの作業台を設けて、調理用のスペースを拡大しています。」
キッチンアイテムは突っ張り棒を使って、吊るして収納が出来るようになっていました。グリーンのタイルシートを部分的に貼ることで、メリハリもつけられていますね。
カッティングボード もDIYで作られたもの。持ちやすさや、ラウンドしていてそのまま食べ物を乗せて提供出来そうなデザインが良いですね。
DIY以外にも、自分好みにお部屋をコーディネートしやすそうなことから現在の住まいを選ばれていたナツメさん。実際のお部屋づくりもその言葉通り、様々なものを組み合わせて考えられています。
「お部屋のテイストは、クラフト感あるものから、アンティークやビンテージ風でモダンなものを組み合わせて、バラバラだけど、どこか統一感のあるコーディネートを意識しています。 」
お気に入りの組み合わせは、 リンゴ箱を重ねて作られた窓側のベッドサイドスペース。
「ベッドサイドはサイドテーブルを購入して作れたら良かったのですが、暮らしはじめは予算面で余裕もなくて、いろいろと探しているうちにりんご箱に辿り着きました。」
「リンゴ箱が良い味を出してくれていていますね。箱の中身は収納にしつつ、上部に雑貨や植物・照明を置いています。ベッドサイドなので、リラックスできるようにフレグランスやピローアイテム、植物を集約させています。 」
こちらのスペースで特にお気に入りのアイテムとして紹介してもらったのが照明とフレグランス。
照明はIKEA のテーブルランプ「TÄRNABY テールナビー」。時間帯によって暗くなりがちなスペースを照らしてくれる使い勝手の良いインテリアになっていました。
「フォルムやスイッチのレトロなデザインとろうそくの炎のように緩やかに調光が出来るところが気に入っています。価格帯もお手頃で、このクオリティーは流石です。」
フレグランスは無印良品の「インテリアフレグランスオイル」 を使用。家に訪れるお友達にも好評の香りなのだとか。
「シリーズの1つである「グリーン」の香りが大好きで、お部屋のフレグランスとしてずっと愛用しています。トイレ、玄関には、虫よけ・消臭効果も期待して「ウッディ」を購入して使い分けています。無印良品なので無くなったらすぐに買い足しやすいのも良いですね」
IKEAや無印良品は日常的にお店へ足を運ばれているというナツメさん。情報収集はスマホでも行われていました。ヴィンテージ風のデザインがお気に入りの壁掛け時計「Enoch イーノク ウォールクロック」はメルカリで購入されたもの。木枠の色味やフォルム、文字盤の色味に素材と全てが完璧で部屋の雰囲気を一気に変えてくれたそう。
「普段から仕事もプライベートもいろんな場所に出かけては、空間づくりや使うものについて考えています。ブランドやビンテージ品など本物と言われるものにも憧れはありますが、同じくらい安くて良いものを見つけることも好きで、IKEA、100 均、sault!などで購入したものもお部屋で多く使っています。」
コンパクトなお部屋を豊かな空間に出来るよう意識されているということで、お部屋も上下に広く使われながら、テイストだけでなく木やアイアンに布など、様々な素材を組み合わせられているのが印象的でした。
空間に合わせて最大限楽しまれてきたナツメさんだからこそ、今後も住まいの広さに合わせてまた新しい挑戦がたくさん行われそうな予感。
次のお部屋ではどんなDIYやインテリアが加わるのか、また楽しみに待ちたいと思います。
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Tsubottlee(つぼとる)
Tsubottle(つぼとる)
福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
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