早稲田戸建-/東京都新宿区/早稲田/6K - デザイナーズ・リノベーション賃貸のグッドルーム

お部屋の紹介

終戦から4年前、昭和16年に建てられた
木造一軒家のご紹介です。

※写真と文章は前回募集時のものです

●早稲田ってどんな街？

東西線の早稲田からも、
副都心線の西早稲田からも、
都電荒川線の御影橋からも歩いて7分程。

さらには、西武線・山手線の高田馬場駅へも
15分程で歩いて行けるという、
とっても便利な好立地です。

駅周辺には商店街が複数あり、
スーパーや飲食店の数も豊富で、
日常の買い物で困ることはなさそうです。
また、自然が豊かで暮らしやすそうな印象も。

お家は、早稲田大学のキャンパスのすぐ近く。
早稲田通りを一歩入った場所にあります。


●どんなお部屋？

そんな賑わう界隈に佇むお家。
素性を知ってびっくりしました。
驚きの築80年以上。

戦火にも耐え、今に残るその家は、
控えめながら別格のオーラをはなっています。
外壁の木の風合いは、長い年月を経ていなければ
決して出すことのできないもの。

ガラガラっと良い音を立てる
昔ながらの玄関を開けて一歩足を踏み入れれば。

1階に2部屋、2階に4部屋もある6Kの間取り。
壁を取り払って部屋をつなげたりという
リフォームをしがちですが、
建築当初からの間取りを守り続けています。

しかし、現代風のアレンジもきちんと。
水回りはすべて清潔感のあるものに代替され、
お部屋の床はすべてフローリングに
張り替えられました。2階の扉も交換済。

廊下や階段の床は、
ときおり軋んだりするのですが、
この家が歩んできた長い年月を思うと、
そんな音すら愛おしく思えてくるというもの。

美しく歳を重ねた木の柱や、
障子や、ガラス窓を愛でつつ、
心清らかにゆったりと、時が流れていきそうです。


●気になるポイント

・脱衣所がありません。
→キッチンを脱衣所代わりにできますよ。
　ついたてを置くなどの工夫もできそうです。

・1階のメインのお部屋と
　キッチンは日が当たりにくいです。
→明と暗がドラマチックに感じられます。

・2階の部屋の押入れは扉がありませんでした。
→目隠ししたいときは突っ張り棒でのれんなどを。


●さいごに

戦時中の昭和初期から、平成を通り、令和へと。

歴史に思いを馳せながら、
住み継いでいっていただきたいお家です。

このお部屋を取材した人

有永

築年数が古くても輝いてる家に出会うと勇気がわいてきます。