ティーブレイク
1R(18.22㎡)
「人とはちょっと違う部屋にしたい」そんな風に思っている方に参考にしてほしい。テーマカラーはピンクとグレー。ガーリーだけど大人っぽい、絶妙なバランスのお部屋を訪ねました。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai
あかねさんが一人暮らしをするお部屋は、26㎡の1K。入り口を入るとキッチンがあり、奥に縦長の1部屋。よく見る間取りのお部屋ですが、一歩お部屋の中に入ると、完成された世界観に感嘆します。
「なるべく、人とかぶらないテイストの部屋にしたかったんです」とあかねさん。淡いピンクとグレーで統一されたお部屋に、差し色になるブルーがとても綺麗。
ベッドとデスク、それにソファとローテーブル、TVボードと、コンパクトな空間にぎゅっとおさまったこの配置は、試行錯誤の末に完成したもの。特に、2人がけのソファを置いたスペースは、部屋の中でいちばんお気に入りの場所だそうです。
いちばん落ち着く空間になったというこちらの場所。壁にはFrancFrancで購入した「リムーバブルウォールペーパー」を貼っています。
ソファスペースを仕切っているカラーボックスの裏側は、細々としたものの収納に。
たしかに、一人暮らしの小さなお部屋に人を招く時って、生活感のあるアイテムの隠し場所に困るものですが、お部屋に入った時に見えないこの配置、斬新だけど、落ち着く空間を作る良いアイディアです。
実は1階で、道路に面しているお部屋。窓からの視線があるので、ベッドなどの家具は入り口側に寄せて、窓にははがせる遮光フィルムを貼られています。でもお部屋の中でここまで世界が完成されていると、窓の外ってほとんど気にならないものですね。お洗濯物は浴室乾燥を利用されるそう。
一人暮らしではこれが3部屋目とのこと。前に住んでいたお部屋もグレー、ピンクで統一されていたため、床がグレーなことと、この可愛らしいドアが決め手になったそう。
水周りも可愛い!キッチンにはレンガ風壁紙、トイレの壁にはピンク色のマスキングテープを貼って、少しカスタマイズされています。
お部屋をくつろいだ雰囲気にしているアイテムが、いろんなところに飾られた、キャンドルや、ドライフラワー。キャンドルは、「好きで集めているんです」とのことでしたが、お部屋のテーマカラーとぴったり合うものばかりで、全体の世界観をまとめるのにも一役買っています。
特に、差し色のブルーになっているこちらのキャンドルが素敵。Lamp harajuku で購入されたものとのこと。
いろいろな場所に、お花などの同じモチーフがあると、全体がまとまって見えるんですね。
絵を描くのもお好きなあかねさん。こちらのアートは、ご自身でつくられたもの。部屋の雰囲気にぴったりです。
姿見の隣には、画鋲で止めた小さな棚を置いて、よく使うアクセサリーやメガネなどのちょっとした置き場に。可愛い中にも、ちゃんと生活動線が考えられていて素敵です。
1階だから……陽当たりが悪いから……ということが、なんとなく、お部屋が気に入らない理由になっていたこともある私。こんな風にテーマを決めてお部屋を完成させれば、どんな部屋でもそこは自分の世界になるのだな、と、また新たな可能性を知った気分です。
あかねさんのinstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/imakn84/
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田村美葉
田村美葉
goodroom journal 編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。