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「うれしいが、たくさん」 用賀

こんな町に住みたいんだ。 Vol.14

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「うれしいが、たくさん」 用賀

町歩き愛好家が本当に住みたい町をジワジワと紹介していきます。第14回目に取り上げるのは世田谷区の用賀。「うれしい!」がいっぱいの暮らしやすい町です。

text : 渡辺平日

こんにちは、日用品&町歩き愛好家の渡辺平日です。この連載では、個人的に好きな町や住みたい町を、商店街を中心にじっくりと這うように案内しています。

今回は世田谷区の用賀(ようが)を散歩しました。駅周辺は栄えていますが基本的には閑静な住宅街。急行も停まりませんし、わざわざ遊びにいくエリアではないかもしれません。でも、静かに便利に暮らしていくのには、とってもいい町なんです。

その地名はヨガに由来するのだとか。いや、冗談ではなくて、世田谷区の公式サイトにもしっかりと記載されています。なんでも鎌倉時代にヨガ(瞑想を中心とした修行)の道場があり、それに因んで用賀と呼ばれるようになったそうです。

仏教用語に由来する地名としては洗足池なんかがありますが、これも調べないと分からないですよね。土地の名前って本当に面白いなあ。

人気エリアへのアクセス◎

その話は置いておいて。まずはアクセス面をチェックしましょう。

2018年度の一日平均乗降人員は約6.7万人。田園都市線(全27駅)では10番目くらいの利用者数で、ちょうど中堅的な駅といえそうです。

2018年度の一日平均乗降人員は約6.7万人。田園都市線(全27駅)では10番目くらいの利用者数で、ちょうど中堅的な駅といえそうです。

駅には田園都市線が乗り入れていて、9路線も利用できる渋谷駅へは約12分で移動可能。一度そこまで出ればどこに行くのにも便利です(ただし、通勤時間帯の田園都市線は非常に混雑します。短い時間ではありますが、気になる方は事前にご確認くださいね)。

また、商業施設が充実している二子玉川駅へは約3分。洋服や家電などを見比べながら買い物がしたいときに便利です。そこから大井町線へ乗り換えれば、自由が丘駅や大岡山駅などへも出やすいですよ。

さらに、バスを利用すれば恵比寿駅や千歳船橋駅にも一本でアクセス可能。さらにさらに、駅のすぐ近くにインターチェンジがあり、車での移動にもとっても便利なんです。

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駅のエントランスがとてもクール。用賀と聞けばこの光景を思い出す人も多いのではないでしょうか?(余談ですが、誰がデザインしたのかが気になって「用賀駅 デザイナー」と調べたところ、用賀駅のデザイナーズマンション情報が出てきました。いったい誰がデザインしたのでしょうか……)

町歩き開始。まずは用賀神社へ

うーむ、アクセス面が実に素晴らしいですね。特に渋谷駅や二子玉川駅へすぐに出られるのは、お買い物好きとしては非常に嬉しいところです。

さて、次に気になるのは「どんな町なのか?」ということでしょう。まずは駅から数分の場所にある用賀神社から紹介したいと思います。

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駅出口からすぐのところにOKストアがあります。21時30分まで営業しているので、仕事終わりの買い物にも重宝しそう。

駅出口からすぐのところにOKストアがあります。21時30分まで営業しているので、仕事終わりの買い物にも重宝しそう。

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その向かいには昔ながらの精肉店が。約50年前から営業しているそうです。

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商店街と住宅街の中間という感じの町を歩いていくと……

商店街と住宅街の中間という感じのエリアを歩いていくと……

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天照大神や菅原道真公などを祀った用賀神社が見えてきます。その気高く、凛とした佇まいを見て、思わず背筋が伸びました。

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平日の午前中だったにも関わらず、次々に参拝客が訪れていました。買い物帰りにフラッと……という感じの方が多かったのが印象的。きっと、地域の方から愛されている神社なのでしょう。

商店街をブラブラと散策しました

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駅前に戻ってきました。エントランスに印象を持っていかれがちですが、この屋根のデザインもなかなか冒険していますね。

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それでは商店街のメイン通りへ。おお、賑わってる。

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チェーン店が多めですが、個人経営店も元気に営業しています。おっ、野菜が安いお店を発見。 自家製のお漬物も取り扱っているようです。

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こちらは用賀に住んでいる友人イチオシのラーメン屋です。サイドメニューの水餃子もかなり美味しいとのこと。

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花屋やパティスリーも多く、歩いているだけでも楽しい気分に。

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個性的な店舗も点在。駅周辺だけでも買い物を楽しめそうですね。

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栄湯という名前の銭湯を発見。宮造りの外観が良いですねえ。これぞ東京の銭湯だ。

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その隣にはこれまたレトロな喫茶店が! お風呂で温まったあとのアイスコーヒー……たまりませんね。

お馬を見に行こう! 馬事公苑へ

むかし用賀に住んでいた友人に「馬事公苑が面白いよ」と教えてもらいました。馬事(乗馬や競馬)を普及させるために建てられた施設で、調教の様子を眺めたり乗馬体験を楽しんだりできるそうです。なかなか面白そうではありませんか。

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いざ出発。商店街をグングン進んでいきます。

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かわいいマンションを愛でつつ歩くこと十数分……

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馬事公苑に到着しました。白い壁に覆われています。なんだか様子がおかしい。

馬事公苑は現在、東京オリンピックに向けて大工事の真っ最中。見学どころか立ち入ることすらできない状態でした……(教えてくれた友人が用賀に住んでいたのは5年前のことで、工事中ということを知らなかったようです)。うーむ、事前に調べておけばよかったです。

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乗馬用品専門店。かなり気になります……。

日が暮れる前に砧公園(きぬたこうえん)へ急ぐ

馬事公苑をじっくりと見学するつもりだったのでちょっと困ってしまいました。そうだ、有名な公園があるのでそちらを紹介することにしましょう。

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すっかり日が暮れてしまいました。急がないと。

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おや、こんなところにリサイクルショップが。よさそうなグラスが置いてあるなあ……。

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さらにその隣にはかなりディープな金物屋が。日用品愛好家の血が騒ぎます。

「いやいや、ダメだから! 急がなきゃ……」と自制心を働かせ、後ろ髪を引かれる思いで歩みを進めます。

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おっ、いい感じの喫茶店だ。今度は明るい時間にこのあたりに来たいなあ。

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あっ、世田谷市場(野菜や果物、花などを扱う卸売市場)だ。夜見るとめちゃくちゃカッコいいですね。

さて、そうこうしているうちに砧公園に到着しましたが……。

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完全に日が落ちていてナイトサファリみたいになっています。

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さすがにこれではと思い、日を改めて再取材しました。せっかくなので用賀プロムナード(用賀駅から砧公園や世田谷美術館を結ぶ散歩道)を通って公園まで向かいます。

砧公園に到着! 空気が清々しいですねえ。桜の名所としても知られていて、シーズンになると多数の花見客で賑わうそうですよ。

砧公園に到着! 空気が清々しいですねえ。桜の名所としても知られていて、シーズンになると多数の花見客で賑わうそうですよ。

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面積はなんと約40万㎡!23区内でも屈指の規模を誇ります。

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園内には芝生広場やアスレチック広場、運動場などが様々な施設が点在。住民のリフレッシュの場となっています。

なんとかまとまりました……。再取材してよかったです。さてさて、続きましてお部屋紹介のコーナーです。

駅チカ&設備充実のお部屋(1K/20.57㎡/8.2万円)

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駅まで約1分のお部屋のご紹介。駅で定期を忘れたことに気付いても、すぐに取りに戻れる距離感ですね。旅行へ行くときや天気が悪いときも助かりそうです。広めのクローゼット&ベランダ、ウォシュレット、シーリングファンライト、個人用倉庫付きと設備も充実しています。

立地が立地なので家賃は決して安くありません。しかし、渋谷駅までの近さを考えると印象はだいぶ変わってくるのではないでしょうか?(根気よく探せば5~6万円台のお部屋も出てきます。気になる方はアプリから気軽にお問い合わせください)

さいごに

必要なお店がしっかり揃っていて、主要駅へのアクセスも良好。緑地や公園も多く、立派な神社も、素敵な散歩道もある。そんな「うれしい」がたくさんある用賀で、新しい生活を初めてみませんか? そうそう。用賀駅を手掛けたデザイナーが分かったらこっそり教えてくださいね。

渡辺

渡辺平日

渡辺平日

日用品愛好者。常に異常な物欲と戦っています。町歩きやお部屋探しも好きで、ふと気がついたらグッドルームの取材ライターになっていました。主な寄稿先は〈LaLa Begin〉〈PERFECT DAY〉〈和樂Web〉など。

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