新しいわたし
1R(20㎡)
ここに収納をつくりたいけど、賃貸だから壁が傷つけられない……DIYって難しそうで手が出せない……そんなお悩みに答えてくれる、賃貸OKの突っ張りブラケット、「ラブリコ」と「ディアウォール」の活用事例を紹介します。
text : Miha Tamura from goodroom journal
釘打ちのできない賃貸の壁、天井を傷つけることなく、ホームセンターで買える「2×4(ツーバイフォー)」の木材を使って床と天井の間でつっぱり、柱をつくることのできるブラケットです。賃貸カスタマイザーの間ではもはや定番中の定番アイテム。棚受けをつけたり、有孔ボードをつけたり、アイディア次第で自由に収納スペースがつくれます。
ラブリコ(2×4 ADJUSTER)は平安伸銅工業、ディアウォールは若井産業が発売しています。
あくまで「突っ張って」設置するものなので、使い方によっては転倒してしまうこともあります。隙間なくびっしり本を置くなどの使い方にはあまり適していません。商品や施工方法によって耐荷重も異なるので、きちんと使い方を理解した上で安全に設置しましょう。
また、定期的にネジが緩んでいないかなどの確認も忘れずに。
小さなキッチンで、奥行き、横幅など既製品ではぴったり設置できるものがない場合にも。自分の好きなサイズで作れるので、スペースを有効活用できます。(このお部屋はこちら)
見せて収納したいアイテムは、有孔ボードとの組み合わせがgood。アウトドアグッズなど、「どこにしまったっけ?」と迷うことなく持っているアイテムを把握できます。(このお部屋はこちら)
対荷重に注意して施工すれば、テレビなど重めのものを支えることも可能。賃貸では難しいと思っていた壁掛けテレビも実現できます。(このお部屋はこちら)
よく使うキッチンアイテムの収納にも便利。有孔ボードなら置きたいものに合わせて気軽に配置を変えられます。(このお部屋はこちら)
テレビの上のデッドスペースをうまく活用した収納棚。
目線を遮らず、掃除の邪魔にもならない天井近くに棚があると、便利ですよ。(このお部屋はこちら)
リビング、ダイニングからキッチンが丸見えで気になる……そんな時におすすめな、間仕切りをつくるアイディア。
ちょっとしたカウンターにもなっていて、配膳の際も便利そう。(このお部屋はこちら)
生活感の出やすい冷蔵庫スペースも仕切りをつけることでパントリーのように使えます。(このお部屋はこちら)
玄関からキッチンが丸見えになってしまう間取りでも活躍。間仕切りがあることで空間にメリハリが出ます。
間仕切りの裏側はもちろんキッチンアイテムの収納スペースとして活用。(このお部屋はこちら)
メッシュパネルとの組み合わせで、適度に仕切られて集中できる書斎スペースをDIY。(このお部屋はこちら)
3点ユニットで使いづらかったバスルームの入り口前に囲いを作って「脱衣所」を作ってしまった例。同じように、「ウォークインクローゼット」なんかも作れそうです。(このお部屋はこちら)
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。