ホテル暮らしは「不在票知らず」でラク!ホテル生活1年生の私が住民票や、郵便物の疑問に答えます
「ホテル暮らし」という暮らし方が少しずつ広まってきていますが、まだまだハードルが高いのも事実。そこで現在ホテル暮らし中のgoodroomスタッフ、イワタリサが、ホテル暮らしのリアルを語る連載をスタート。第4回目は多くの方からご質問いただいた「住民票」のこと、「郵便物」の宛先や受け取り方について紹介します。…
月額6.98万円〜マンスリーマンションのように「ホテル暮らし」が可能になる新サービス『goodroom ホテルパス』がスタートしました。既に多くの反響をいただいているこのサービス、実際のホテルでの宿泊をレビューする企画、始まります。
第15回は、神田や秋葉原に徒歩圏内の場所にある都心の隠れ家的ホテル「the b お茶の水」を紹介します。
text & photo : Miha Tamura
リモートワークの推進がますます求められるこの頃。
でも、ワンルームの自宅での仕事はもう限界……!という方もいらっしゃるのでは?
東京メトロ丸ノ内線の淡路町駅から徒歩1分の「the b お茶の水」は、そんな方にぜひ暮らしてみてほしいホテル。2019年11月に全館リニューアルし、フロントの横にはコワーキングスペースが設けられました。客室も含め、ポップでおしゃれなデザイン性の高さにテンションが上がります。
地下鉄駅の出口からは徒歩1分の近さ。都心の立地にありながら、大通りから1本入った場所のため周囲は意外にも静か、落ち着ける環境です。
エントランスを入った瞬間から「お!」と思うおしゃれなフロントロビー。フロントは24時間対応で、女性の一人暮らしにもおすすめできます。
フロントのすぐお隣に、おしゃれなカフェのようなダイニングエリアがあります。
こちらのダイニングエリア、朝食時間以外は宿泊者が自由に利用できるコワーキングスペースとして解放されています。
WiFiはもちろん、電源のある席が多く、ノンストレスで仕事ができます。
いろんなタイプの席があるので、飽き性の私には嬉しい……!特に、おしゃれで可愛いこちらのソファスペースが気に入ってしまいました。
カウンターテーブルもありました。スタンディングデスクとしても使えそうで、いい感じです。
このコワーキングスペース、嬉しいのがデロンギのエスプレッソマシンで淹れるセルフコーヒーが無料ということ。カフェ代が浮くことを考えたらとてもお得ですね!
持ち込みの飲食も問題ないということでしたので、1日中、気兼ねなく使えそうなのが嬉しいです。
ロングステイプランではオプションとなりますが、こちらのダイニングで朝食をいただくこともできますよ。朝からしっかりエネルギーをチャージして、集中して仕事しましょう。
今回泊まるのは、こちらのダブルルーム。
リニューアルで入れ替えられたという日本ベッド製のベッド。ダブルルームで160cm幅と、かなりゆとりがあり、寝心地も最高です。
ベッドの横にはデスクスペース。ボールドカラーで整えられたインテリアが落ち着きますね。
ファミリーレストランのソファ席が一番リラックスして仕事できる私にとって、このタイプのソファ&テーブルがあるお部屋はとても嬉しいのです。
テーブルにもしっかりコンセントがあります。考えられている。
テレビは壁掛けになっていて、ソファ、あるいはベッドからゆったりくつろいで眺められるようになっています。細かいことですが、良くあるビジネスホテルタイプのお部屋だと、テーブルの上にテレビがあることが多くて、椅子に座ってるとこんなふうにゆったりとはくつろげないんですよね。テーブルの上のスペースも確保できますし、この配置はいい感じです。
テーブル横の小窓の先は、バスルームになっています。
バスタブがゆったりとした広さがありますね。
窓があることで圧迫感を感じにくく、よりリラックスできます。
収納スペースはシンプルな壁掛けスタイルです。
ドア横にミニ冷蔵庫と電気ポット、カップなどがあります。
パジャマなどのアメニティ類はこちらのカゴにおしゃれにまとまっていました。
比較的客室数の少ない小さなホテルですが、ホテル内にランドリールームがありますので、長期滞在も安心です。
自販機コーナーには、製氷機だけでなく電子レンジも設置されていました。電子レンジがあるのはとても助かるんですよね。
そしてホテルの裏側エントランスには、好きな時にAmazonの荷物が受け取れるAmazon Hub ロッカーが!宅配ボックスみたいに便利に使えてしまいますね。
「the b お茶の水」があるのは、千代田区の神田淡路町。
丸ノ内線の「淡路町」駅、都営新宿線の「小川町」駅からは徒歩1分、千代田線の「新御茶ノ水駅」からは徒歩2分と、かなりの駅近ホテルです。
さらに、山手線の「神田」駅まで徒歩6分。山手線、中央・総武線、日比谷線の「秋葉原」駅までも徒歩10分と、十分徒歩圏内の近さ。
都内で用事がある時に、どんな駅でもだいたい乗り換えなしでついてしまうので、アクセスの良さは抜群でした。
オフィス街であり、飲食店も豊富な神田の街。
ホテルの周辺にはコンビニやドラッグストアもたくさんあるので、食料の調達には困らなさそう。
淡路町駅周辺には、なぜかカフェが乱立しています。こちらは交差点に聳えるやけにおしゃれなスターバックス。他にもドトールやタリーズなどほとんど全てのカフェチェーンが揃う勢い。
焙煎したてのコーヒーのいい匂いがお店の外まで漂ってくる、コーヒー専門店もありました。
すぐ近所に、明治17年創業の有名な洋菓子店、「近江屋洋菓子店」
明治13年創業の老舗蕎麦屋さん、「かんだやぶそば」も近所に。東京の名店がたくさん集まっている神田エリアです。
こちらはすぐ近くにあるオフィスやマンションの複合施設「ワテラス」。下の階には飲食店もあり、また地下にスーパーが入っているのが便利です。コンビニだけでなくスーパーがあると、テイクアウトの選択肢も広がって便利なんですよね。
コワーキングスペースやリラックススペースが充実していると評判の「RAKU SPA」もご近所に!いよいよ仕事に行き詰まったら、ここを利用してみましょう。
こちらは、煉瓦造りの万世橋高架橋をおしゃれにリニューアルした「マーチエキュート神田万世橋」。ブルーボトルコーヒーなどが入っています。テイクアウトできるお店も多かったので、便利に使えそうです。
御茶ノ水の駅前まで来ると、学生街の雰囲気も出てきます。本屋さんもあり、チェーンのお店、ラーメン屋さんも多く、賑やかな印象。
ちょっと周辺を歩いてみると、「お、こんなお店がこんなところにあるんだ」と発見も多く楽しい神田エリア。
「the b お茶の水」は、そんな都心のアクセスの良い環境にありながら、デザイン性の高い空間でくつろげる隠れ家的存在のホテルです。
「理想の暮らし」を叶えるための選択肢のひとつに、いかがですか。
田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。現在、全国で多拠点生活中。