TOMOS 贅沢しない、でも理想の空間
1LDK(38.2㎡)
バス、トイレ、洗面台が一緒になっている「3点ユニットバス」。どんな風に使えば、快適に暮らせる?おしゃれなインテリア実例をまとめました。
text : Miha Tamura from goodroom journal
バス、トイレ、洗面台が一緒になった3点ユニットバスのお部屋。
最近では、「バス・トイレ別」「独立洗面台」を部屋探しの条件に加えられる方が多く、バス・トイレ別へとリフォームすることが増えています。そのため、3点ユニットバスが残っているお部屋は、周辺の物件に対して数千円程度、家賃が安く設定されていることが多いです。
1LDK以上の二人暮らし向けのお部屋では、さらに1万円以上安くなることもあります。
同じ平米数のお部屋で比較すると、3点ユニットバスのお部屋は水回りがコンパクトになっているので、居室として使えるスペースが広くなります。
バス・トイレ別に特別なこだわりがない方にとっては、お得に住めるお部屋と言えるでしょう。
3点ユニットバスのデメリットは、トイレや洗面台を使おうと思った時に、足が濡れてしまうこと。
気になる方は、ホテルのお風呂のイメージで、シャワーカーテンを設置しバスタブ内で身体を洗うなど、床が濡れないように使うのがおすすめです。
3点ユニットバスの中には、戸棚などの収納スペースがないことがほとんどです。
特にトイレットペーパーは湿気で使えなくなることもあるので、なるべく濡れない場所に工夫して収納場所を作る必要があります。
収納のないユニットバスにバッグなどを活用し、うまく収納場所を作られている事例です。サニタリー周りの細々としたものはカゴに入れて見せないように工夫されています。ボディソープなどのアイテムをおく場所も、元々はキッチン用にまな板として購入したものを置いてみたらサイズもぴったり、水切れも良く、かなり雰囲気が変わったそう。
床が濡れてしまう問題を簀で解決している実例です。
同じすのこで、洗面台の横に棚も作成。素材が揃っているのでおしゃれな雰囲気に見えますね。
こちらのお部屋では、柄物のクッションフロアを敷いて雰囲気を変えられています。シャワーフックにつけられるラックや突っ張り棒を使って、「浮かせて収納」することも、掃除をしやすくするコツ。
ミラー周りには、ホームセンターで買ってきた木材で枠を作って、ちょっとしたものが置ける棚に。ミラー部分に軽く引っ掛けているだけということで、これは真似したいアイディアですね。
ユニットバスには、壁にマグネットがつくタイプのものもあります!マグネットがつくタイプなら、強力磁石を使った収納アイテムが色々使えますよ。こちらは山崎実業の「マグネットツーウェイディスペンサー」。背面につけられた強力磁石でしっかり壁につけて、ボディソープやシャンプー類を浮かせてすっきり収納できます。
貼って剥がせる『DIYタイル』シリーズを使えば、ユニットバスを少し明るい雰囲気にできるかも。
狭い場所に収納を作る際に活躍する突っ張り棒。平安伸銅工業の『DRAW A LINE』は、黒の突っ張り棒がとてもしゃれ。棚をつけられるオプションパーツもあり、高い場所にトイレットペーパーやタオルの置き場所を作れますよ。
バスルームやトイレのタオル掛けに上から差し込むだけでラックが増やせるアイディア商品、山崎実業の『tower タオル掛け上ラック』。高い場所に居場所を作ることで、シャワーの水がかかって濡れることが少なくなり、水垢やぬめりを防止できますよ。
歯ブラシスタンドなどの収納もない3点ユニットバス。無印良品の磁器歯ブラシスタンドは、極力シンプルに、洗面台を整えたい人におすすめです。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。