コワーキングスペースってなに?自宅やカフェとの違いや、選ぶポイントを紹介します
コワーキングスペースって、興味があるけど、実際の使い心地はどうなんだろう? 今回は、そもそもコワーキングスペースとはどういう場所なのか、利用する場合のメリットや、選ぶときのポイントを紹介します。…
コワーキングスペースって、興味があるけど、実際の使い心地はどうなんだろう?そんな疑問にお答えするため、「goodoffice ワークラウンジプラン」の利用者さんに、働きかたや使い心地をお聞きするインタビューをお届けします。
今回は、メンバー6名が goodoffice ワークラウンジプランを利用してくださっている広報の会社、株式会社worg代表の市川さんに、goodoffice だからこそ実現できた「その人らしい」働き方について、お聞きしました。
text & photo : Miha Tamura
市川さんが代表を務めていらっしゃる株式会社worgは、企業の広報を「伴走」する会社。
メンバーは7名、みなさん事業会社の広報を経験された方で、1つの会社に2名体制でそれぞれクライアントを担当されています。
「“worg” は、逆にすると “grow”。企業の“育つ”をともに伴走する、ともに作っていく会社です。メディアリレーションだけではなく、SNSの運用やオウンドメディアなど、企業のフェーズに合わせた広報戦略を立てていきます。
植物はひとつひとつ成長の速度が違って、なかなか芽が出ないものも、ゆっくり根を生やしていくものもあります。私たちも、植物の様子を毎日みながら水をやるように、それぞれの企業の育つ速度にあわせて“伴走”するということを、すごく大切にしています」
「私たちが考える広報とは、社会のいい循環をつくっていくこと、未来の当たり前を作っていく仕事だと思っています。それぞれの企業の、今は当たり前じゃないけど、未来では絶対当たり前であってほしいよね、という活動の伴走をさせていただいています。
たとえば、クライアントにサステナブルな漁業の認証をされている会社がありますが、その会社の活動の価値を溢れ出させるような広報をしていく。それによって、“サステナブルシーフード”という言葉を知った人が、知ったことによってアクションが変わり新しい選択をしていく。そういったいい循環を社会に広げていくことができるのが、広報のやりがいだと感じています」
worg のメンバーはフルタイムで働く6名の方が goodoffice ワークラウンジプランのアカウントを持ち、それぞれが利用しやすい拠点を自由に使われています。
それまでは全員がリモートワークをされていたそうですが、メンバーが増えるタイミングで、新メンバーから goodoffice を利用したい、というプレゼンがあったのだそう。
たくさんのコワーキングスペースがある中で、goodoffice を選んでいただいた理由は、goodoffice のコンセプトに共感し、ここなら “worgらしく” 働ける環境があると思っていただけたからだといいます。
「goodoffice の“その人らしい働き方とビジネスの成長を応援する”というコンセプトが素晴らしいと思って。worgでも、“その会社らしい”ということを大切にしているので、とても共感しました。
それに、なぜこんな安い価格で提供ができるのかを聞いた時に、ビルを一棟リノベーションすることによって、小さく始めた会社にも使いやすく、ワークラウンジの利用もできるという仕組みをつくっているということ、誰も損しない仕組みができていることにすごく感動して、いい循環をつくっているな、とシンパシーを感じました」
「それまでは、週1回、カフェに集まってMTGをしていましたが、入れる場所がなくてカフェ難民になることもよくあったし、1日に何回もコーヒーを飲むのが大変なときもありました。
goodoffice を利用して一番よかったことは、ここにくると誰かに会えるということ。
リモートワークだと、一人で仕事して、LINEして、zoomして、というコミュニケーションになりますが、そんなに仰々しく確認するようなことでもないことだったりが、場所があることで気軽にやりとりができます。
1日1回、“おつかれさま!”と言い合えるタイミングがあるのが、嬉しいですね」
「渋谷と二子玉川だと、また全然雰囲気が違いますね!
二子玉川はすごく落ち着いた雰囲気で集中できました。渋谷はみんなで集まったり、お客様も来やすいので、打ち合わせの日は渋谷で、打ち合わせがない日は二子玉川で、というふうに使っていこうかな、と。サウナがあるという日本橋にも行ってみたいです。
今日は有楽町に行きましたが、有楽町はいろんな企業が入っているので老若男女、いろんな業種の方がいて、インスピレーションがもらえそうだなぁ、と思いました。他のメンバーも、みんなの気分やシーン、ライフステージに合わせて拠点が選べそう。
雰囲気が統一されていると場所を移動しても結局同じだなと思ってしまうけど、雰囲気が統一されていないことによっておもしろさがあるなというのは、利用することによってすごく感じました。それぞれのオフィスでも“その人らしさ”というコンセプトを体現しているんだな、と。とてもキャッチーだし、大事にしているコンセプトとオフィスの在り方が紐づいていいなと思います」
「会社」という固定の場所があるのではなく、メンバーそれぞれ今日の気分やスケジュールに合わせて好きな拠点を選んで働く。でも、集まりたいときには集まれる場所がある。最初に市川さんがおっしゃっていたような、“未来の当たり前”の働き方を実現されている worg さん。
その素敵な働き方に、goodoffice がぴったりだと言ってもらえて、とても光栄に感じました。
goodoffice は、今回ご紹介した「goodoffice 渋谷駅前」以外にも、サウナ併設の「goodoffice 日本橋」、カフェ併設の「goodoffice 二子玉川」など、全国14拠点を展開しています。あなたのライフスタイルにぴったりのワークラウンジを、ぜひ見つけてみてください。
田村美葉
田村美葉
goodroom journal編集部所属。インテリアやリノベーションが大好きです。goodroom journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。詳しいプロフィールはこちら