富田ビル-/大阪府大阪市西区/阿波座/2LDK - デザイナーズ・リノベーション賃貸のグッドルーム

お部屋の紹介

悪く言えば「おんぼろ」
良く言えば「レトロ・ヴィンテージ」

価値観というのはその人の見方でいくらでも変わっていく玉虫色のもの。
今回のお部屋はお部屋に対する価値観を相当に揺さぶられる衝撃作でした。

京町堀3丁目。
場所だけで言ったら最高クラスの立地で靭公園はすぐ目と鼻の先。
ここで7.5万円の２LDKがあるというのだから、それは飛びつくわけです。
外観を見た瞬間、その期待は“納得”に変わります。
なるほどね、と。ある意味、潔いですよ、この渋さは。
ボロっとした集合ポスト、傾斜の厳しい階段。
変に外観を変えようとはせず、中身で勝負ってことか。
最上階の4階まで、勿論階段を登っていくことになります。

というわけで、最上階は1フロア1戸。1フロアをほしいままに。
室内はというと、渋さとデザイン性の共存する
ディープ！！！な空間に仕上がっていました。
不思議なのです。
たしかに古さはあるのですが、センスのあるボロさ、とはまさにこのことだと思って。
天井は鉄骨剥き出しの黒の梁が張り巡らされていて
年季の入った無垢の天板がそのまま張ってあります。
荒廃の美、ですね。

ところどころにレンガのデザインが程よく施してあって
ヴィンテージ感を殺さない、ラフな雰囲気を伝えくれていてかなり効果的。
とくにこのキッチンとの仕切りの壁など。
さりげないデザイン性の中に、非常に統一感が生まれます。

お風呂は、昔ながらの銀風呂。
1つの空間で、トイレの隣に。
海外（特に東南アジア系）のトイレっぽくて
これはこれで、なしではないかな。


▲チェックポイント
・外観、共有部。それに尽きる。内装ははっきり言って、良いです。
・トイレ、浴室が一体になった水回りにも覚悟してください


とまぁ、そういうことです。
外観は少々ビビリますが、、、
中を見た時の感動もひとしおだと思いますよ。
一見の価値あり。
これで、この値段なら、、、やっぱアリですね！