ここにいた素敵
1LDK(41.92㎡)
模様替えで暮らしを豊かにすることをコンセプトに活動する、山形奈都子さん。さまざまな用途で使える機能性がありながら、見た目がおしゃれで生活をより豊かなものにしてくれた3つのアイテムを教えてもらいました。
text : ASAKO SAKURAI
1LDKのお部屋で夫婦二人暮らしをしている、山形奈都子さん。
そんな奈都子さんに、暮らしに取り入れて良かったアイテムを3つご紹介してもらいました。
まず一つ目は、HARIOのビーカーサーバー。HARIOの原点である理化学器具の品質をギュッと詰めた新たなシリーズ「Crafts Science」のものです。
「普段よく使うものだからこそ、出しっぱなしでも良いシンプルなデザインがお気に入り。
目盛りが見やすくて、コーヒーを淹れる時や水を計量する時に、非常に使い勝手が良いところもいいんです」
「これまではHARIOの別タイプのコーヒーサーバーを長く使用していたのですが、二度割ってしまい、次は何か他のものにしようかと夫と話していました。これは調理器具を取り扱う雑貨店に立ち寄った時に見つけたものです。
その時にHARIOに『Crafts Science』シリーズがあることを知りました。
手持ちの計量カップよりも大容量を計ることができ、かつコーヒーを淹れる際にも役立つなら……と一気に有力候補に。自宅に戻り、置く場所を考えて問題ないと判断し、購入にいたりました」
「購入当初はまだ今の家に引っ越したばかりで、以前の部屋よりキッチンが手狭になっていました。
でも、サーバーと計量カップを兼ねたことで省スペースに。さらにあえて出しっぱなしでいることで、料理熱にも火がつきました。
耐熱・電子レンジ使用可なので、鰹節を入れてレンジで簡単に出汁をとったりするなど、食への向き合い方も深まったような気がします」
続いて紹介してくださったのは、STAUBのお鍋。
家の中でも、キャンプでも使える頑丈さと無骨なデザインは、どんな器とも相性がよく、そのまま食卓に並べる楽しみもあり重宝しているのだそう。
「普段の炊飯は、基本このSTAUBで行っています。
また最近ではSTAUBで簡単にできる、パン作りにもチャレンジ。わが家のオーブンレンジにちょうど入る22cmのサイズなので手軽に作れるんです。
重量はありますが、汚れが付きにくく洗いやすいところも気に入っています」
「夫が突然購入してきたときに、最初は『我が家には必要無いんじゃないか……』と半信半疑で使い始めたんです。
でも友人が家に遊びに来てくれた時、『ストウブで玉ねぎを蒸し焼きにすると美味しいよ』と教えてくれて、その場で実際にやってみました。すると、トロトロでジューシーな玉ねぎに大変身!
これを使わないのは損だ!と感じ、その日から食卓への登場回数が増えていきました。今では、炊飯とパン作りにフル稼働。無くてはならない相棒になっています」
「『なるべく自分で作ったものを口にしたいけど、ラクで美味しい方がいい』『ラクだけど、ごちそう感のある味と見た目が欲しい』という方には、うってつけだと思います。我が家では、まさしくその恩恵を受けているので。
HARIOのビーカーサーバー同様に、出しっぱなしでもサマになるデザインは、もうインテリアの一部です」
最後に教えてもらったのは、収納ボックスとしておなじみ「バンカーズボックス」。
「何を入れても収納しやすい、適度な容量がポイント。大きすぎると余計な荷物を入れて重たくなるし、高い位置の収納としては出し入れしにくいからです。
また使わない時は小さく折り畳めるので、省スペースに保管できます。
そして何より、デザインがスマート。見える場所でもガンガン使えます。蓋つきで、重ねられるのもうれしいポイント。引越しの時は、そのまま運ぶこともできるので荷造りの手間も省けました」
「実はずっと気にはなっていたのですが、色んな方が使用されているのをSNSなどで見て、同じじゃつまらないなあと、長年使用を控えていたんです(笑)。
でも書類や衣類、細々とした雑貨を入れる収納を探していると、他に良いものが見当たらない。結局『何にでも使える汎用性の高さ』が決め手になり、購入を決意しました。
実際に届いて使い始めると、ありとあらゆるアイテムをボックスごとに分けて収納でき、アイテム管理がしやすいことに気づいたんです。今では『なんでもっと早く買わなかったんだろう』と、すぐ追加購入しました」
「何か必要だと思ったとき『まず、家の中にあるもので試してみる』という癖がついたような気がします。
例えばネットのルーター機器などの目隠し。当初は専用の配線隠しアイテムを検討したのですが、そのためだけにモノを増やしたくなかったので、バンカーズボックスの穴を使ってケーブルを通し、冷蔵庫上に設置してみました。
これが案外上手くいったんです。一度試してみて、今はこれに代わる本当に良いと思ったものに出会えた時に購入しようと思っています。でもすっかり気に入ってしまったので、今のところ変更することはなさそうです(笑)」
※価格は紹介者さんが購入時のものです。
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櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら