ティーブレイク
1R(18.22㎡)
ホテルの室内は、整理整頓が行き届いていたり、インテリアにこだわっていたり。憧れの空間ですよね。ポイントをおさえれば、今日からあなたの自宅もホテルライクに。狭いリビングでもすぐにできるアイディアを6つご紹介します。
text : ASAKO SAKURAI
ホテルライクな部屋とは、間取りでいうならば「空間を仕切らず、ゆったり暮らす」ということが挙げられます。ほかにも「大きなベッドを中心に生活をつくる」などもホテルライクの要素かもしれません。
他にもこんな要素が挙げられます。
・生活感がない空間づくり
ホテルライクなお部屋は、比較的モノが少なく、あまりごちゃごちゃしていない印象があります。整理整頓されていると見た目が美しいだけでなく、掃除も行き届きやすくなり、急な来客があった際にも安心です。
・インテリアに統一感を持たせる
各インテリアのテイストが合っていないと、どうしてもごちゃごちゃした印象に。「アンティーク風」「モノトーン」「ナチュラル」「シンプル」など自分なりにテーマを設けてインテリアを選ぶと良いでしょう。
・高級感がある、デザイン性が高い
素材にこだわったり、アートを飾ってみたり、一点ものの照明を飾ってみたり……。ホテルにはそうした「特別感」のある雰囲気が漂っていますよね。そうしたアイテム一つ一つを意識して選んでいくといいですね。
今回はワンルームなどの狭いリビングでも叶う、部屋がホテルライクになる6つのアイディアをご紹介します。
25㎡ほどの1Kで暮らす方のお部屋。ベッドカバー、ラグなどの面積の広い素材はお部屋のイメージに合うよう取り入れています。中でもローテーブルの天板。こちらは壁紙屋本舗で購入した大理石風シートでリメイクしたものだそう。一気に高級感が感じられる部屋になりますね。(※写真のお部屋はこちら)
収納があまり表に出ていないことも、すっきりと見えるポイントの一つ。見せる服はよく着るものだけをミニマムなコートハンガーに。また本や雑誌も、木製パレットをつかっておしゃれに見せる工夫をされています。(※写真のお部屋はこちら)
10畳1Kで暮らす男性のお部屋。インテリアのテイストや色味が揃っているのですっきりとしています。そんな中でもところどころに小さなグリーンを配置しているのが印象的。シンプルな中に、温かみが感じられるお部屋に仕上がります。(※写真のお部屋はこちら)
好きなイラストレーターさんから購入されたというイラスト原画は、さまざまな場所にいつでも移動しながら鑑賞しているのだそう。ちょこんと置くだけでお部屋のワンポイントにもなり、部屋の質がぐんと上がる気がします。(※写真のお部屋はこちら)
白や黒、グレーなどモノトーンでまとめられたお部屋。ただあまりにも白、黒だけだと寂しい印象になってしまうため、小物で温かみをプラスしているのだとか。クッションが複数あるのもホテルライクな要素の一つ。個性的なクッションは「ノットクッション」のリプロダクト品。滑らかな肌触りで抱き心地も良いんだそう。(※写真のお部屋はこちら)
お部屋のイメージがどうしてもホテルライクに結びつかない時は、面積の広い壁や床をDIYしてみると良いかも。こちらのお部屋では壁紙屋本舗で購入した剥がせる壁紙を貼られています。ソファが淡いグレーなので、空間を引き締めるために少し暗めのグレーを選択したのだそう。(※写真のお部屋はこちら)
こちらもおしゃれなカフェをイメージして、モルタル風の床シートを貼りました。フローリングよりも生活感がなくなり、ホテルライクな印象に。(※写真のお部屋はこちら)
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櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。