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「ホテル暮らし」とどっちがいい?無印良品監修のライフスタイルレジデンス「goodroom residence 横浜保土ケ谷」の住み心地を、入居者目線でレビューします

ホテル暮らしの365日 vol.22

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「ホテル暮らし」とどっちがいい?無印良品監修のライフスタイルレジデンス「goodroom residence 横浜保土ケ谷」の住み心地を、入居者目線でレビューします

リアルなホテル暮らしをお届けする連載「ホテル暮らしの365日」。第22回目は、2023年8月に入居が開始したばかりのライフスタイルレジデンス「goodroom residence 保土ケ谷」をご紹介。住み心地などのリアルな部分を本音でレポートします!

text : Asako Sakurai

みなさんこんにちは。goodroomサブスくらしのスタッフ、イワタリサです。

今回は、1年以上にわたって実際にホテル暮らしをしている私が、2023年8月にオープンしたばかりのライフスタイルレジデンス「goodroom residence 横浜保土ケ谷」に実際に1ヶ月住んでみたので、ここでの暮らしについて、ホテル暮らしとの比較をしながらレポートしたいと思います!

賃貸とホテル暮らしのいいとこどりの「ライフスタイルレジデンス」とは?

ライフスタイルレジデンスとは、グッドルームが提案する、多様な暮らしを実現するための”あたらしい住まい”です。

賃貸にもホテルにもありそうでなかった、生活にあったらうれしい設備が揃っているのがポイント。例えば共用部には、なんと広いワークスペースやサウナを完備!お部屋のなかだけにとどまらず、様々なライフスタイルを実現することができる住まいです。

そんなgoodroom のライフスタイルレジデンス第2弾としてオープンした「goodroom residence 横浜保土ケ谷」。

元々はある企業の社員寮だった建物をリノベーションしてつくられていて、専用スペース内にキッチンやバス・トイレはありません。

ですが、できるだけ手ぶらで入居できるように家具家電を整備していたり、敷金・礼金が不要というメリットが。ホテル暮らしと同じように、スーツケースひとつですぐに生活を始められます。

「ホテル暮らし」と「ライフスタイルレジデンス」の違いは?

ホテル暮らしをしてきた私、イワタが、ホテル暮らしとライフスタイルレジデンスでの暮らしを比較すると、こんな感じ。

ホテル暮らしと同じところ

・初期費用不要ですぐに入居できる
・最短2週間単位で引越しできる
・家具・家電を自分で揃える必要がない

ホテル暮らしと違うところ

・ホテルよりも、生活に必要なものが揃っている(電子レンジ・収納など)
・共用スペースが充実している(サウナ、ワークスペース、キッチン、一坪喫茶)
・住民票がおける
・バス・トイレは専用スペース内にない
・フロントサービス、清掃サービスはない

ホテル暮らしとは違うけれど、これはライフスタイルレジデンスならではの良さだな!と感じたことを、レビューしていきたいと思います。

ライフスタイルレジデンスならでは!「goodroom residence 横浜保土ケ谷」の良いところ

無印良品とのプロジェクトで誕生した建物だからこそ味わえる、手触り感がお気に入り

この「goodroom residence 横浜保土ケ谷」は、あの無印良品が監修してくださいました。

もともと社員寮として使われてきたこの建物は、機能はまだ十分に満たしているのに役目を失ってしまった建物で、建壊してなくなってしまう予定もあったそうです。私たちグッドルームと無印良品は、そういった建物が壊されてしまうのではなく、「再生して、引き継がれる」のがあたりまえの社会を目指すという、共通の想いでこのプロジェクトを展開してきました。

goodroom residence 横浜保土ケ谷は、古い建物をリノベーションによって再生するだけでなく、無印良品のリユース家具を採用し、お部屋のアートには廃材を使用したものを採用するなど、使われなくなったものを再生し、循環型社会の実現に少しでも貢献できる建物に生まれ変わりました。

入口を入ってすぐのところに無印良品の雰囲気が感じられる、圧巻のエントランススペース。いつも帰ってくるたびに目に入り、気分が上がるんです!

空間デザイン企画と素材の選定を無印良品に監修いただき、ラウンジや専用部には無印良品の家具・小物をたくさん使用しています。

例えば、お部屋の手作り感あふれるデスクは、無印良品の家具に馴染むように選ばれたシナの木を使用しています。美しい木目と色合いがあたたかく、私もとても気に入っています。

なんといっても最高なのは、サウナがあるところ

そして、サウナーの私にとって最高なのが、施設内にサウナがあるところ。サウナと水風呂、シャワーブースなどがついて朝8時~夜23時までいつでも利用することができます。

サウナはヒノキが使用されているので、香りがとってもいいんです。コンパクトなので熱気が回りやすいのも、サウナーとしては満足度が高いポイントです。
男性側のサウナについている水風呂は、元々寮で使用されていた湯船をそのまま活かしています。だから広い!男性の入居者さんがうらやましい(笑)!
女性用の洗面台は5台、トイレは各フロアに3つずつあります。

共用スペースでゆるく交流ができる

生活をしていると、住んでいるのは20代後半~30代の方が多いかなあという印象でした。

挨拶をしあったり、よく会う方とはお話をすることも。誰かの気配を感じながら生活ができるのはなんだか安心できます。

ちょっと今日は集中して仕事したいときも、ワークラウンジで他の入居者さんが仕事しているのを見つけると、なんだか自分も会社のオフィスにいるとき以上に頑張ろうという気分になることも。(笑)

さらにホテルと違うと感じるのが、「ここにいる皆が、サブスくらしユーザーなんだ」という安心感。観光客や旅行者が多いホテルとは違い、自分と同じライフスタイルの「日常」を過ごす方だけがいる環境だから、落ち着いた気持ちでいられるのだと思います。

キッチンやラウンジでほかの入居者さんにお話を聞いてみると、初めてサブスくらしを始めたという方がたくさんいたり、同じホテルに住んだことのある方がいたりしました。

元々寮の食堂だった場所は、現在はワークラウンジに生まれ変わっています。

ラウンジの手前は、カフェ風のスペースに。仕事をしたり、飲食をしたりする方もいらっしゃいます。奥はモニターが設置されているので、パソコンを繋げばより大画面で仕事ができます。大きなモニターを持ち運びせず、サブスくらしができるのは嬉しい!

どの時間帯も基本的にみなさんが周りの方に配慮して過ごされているので、騒がしいことはほとんどありません。いつでも集中して仕事ができる環境が、建物に完備されているのは嬉しいポイントです。

共用のキッチンスペースもおすすめ。キッチンはシンク、コンロがそれぞれ二つずつあります。生活しているなかで二つとも埋まっていた!ということはなく、むしろほかの入居者さんの料理に「美味しそうですね」「実は冷凍なんです」とホテルや賃貸だったらなかった、ちょっと笑えるひとコマもありました。

家電は炊飯器、オーブンレンジ、トースター、冷水機、やかんなどが完備。
goodroom residence 横浜保土ケ谷には「一坪喫茶」というスペースがあるのも特徴。無印良品のレトルト食品や、お菓子、化粧品、日用品などがいつでもPayPayで購入することができます!美味しく手軽なご飯が食べたい時に、本当に便利ですよ~!

程よい「家感」

ホテル暮らしでは多少不便に感じていた収納や、家具の使い勝手なども、程よい「家感」のあるライフスタイルレジデンスではストレスに感じる部分が少ないなと思いました。

goodroom residence 横浜保土ケ谷は洗面台やトイレ、お風呂などの水回りが全て共用部にあるので、同じ13.5畳でも、ホテルの部屋より専有部が広いなあと感じると思います。

生活していて特に嬉しいのは、収納が広いこと!

押入れをぶち抜いたものをそのまま活用しているので、奥行きや幅が申し分なし。

ハンガーラックやランドリーバッグなども備え付けで、ランドリースペースとの行き来や部屋で洗濯物を干すときなどもとても便利でした。

続いてのお気に入りポイントは、デスク。

デスクは全ての部屋についていて、一つ一つ部屋のサイズに合わせてつくられています。無垢の木の質感がたまりません……。コンセントの位置は足元だけでなく、仕事がしやすいよう手元にも二つあるんです。横幅・奥行きのサイズ感もばっちり。奥行きはパソコンを置いてもまだ余裕があるくらい。だから部屋での仕事もしやすいです。

部屋についている遮光カーテンも、私にとっては地味に嬉しいポイント。昼間にカーテンを閉めると、暗いかな?と感じるほど。そのくらいしっかり光を遮断してくれます。

おかげで夜寝るときには、外の明るさなどの環境に左右されずにぐっすり眠ることができます。こうしたホテルのような配慮が、意外とうれしかったりするんですよね。

そのほかにも、カーペット敷きの部屋なので、音を吸収してくれる効果があったり、汚れが目立たないところも嬉しいポイント。

元々社員寮だったということもあり、建物自体の構造もしっかりしていて、隣の音もほとんど気になりません。

また鍵はナンバーロックなので、室内にいる間は持ち歩く必要がないところも、身軽でいいなあと思います。

ホテル暮らしとは違うところ

立地は不便……?と思ったけれど

初めてgoodroom residenceが保土ケ谷にできると聞いたときは、正直「保土ケ谷……?」と聞き返してしまうほど、正確な地理もぼんやりとしか分からなかった私……。

でも横浜から一駅という立地にも関わらず、緑が豊かで落ち着いた住環境がすっかり気に入ってしまいました。

goodroom residence 横浜保土ケ谷があるエリアは住宅地なので、本当に静かです。駅前に建てられることが多いホテルでの暮らしとは、また違った良さがあります。

駅から建物までは坂道でしんどそう……!と思いながら入居したのですがdocomoのバイクシェアのポートが設置されたので、そのしんどさは解消されました。駅前にもポートがあるので、通勤や遊びに行くときに乗って重宝しています。保土ヶ谷駅まではバイクシェアを使えば、5分で到着します。

駅前にはスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの一通りの施設は揃っているほか、昔ながらの商店が残っているような下町らしい雰囲気もあり、なかなか味わい深い街です。

焼肉屋や中華料理屋など、美味しいお店もいくつか発見!これからも住みながら開拓していきたいと思います!

保土ケ谷はJR湘南新宿ラインと横須賀線が走っていて、湘南新宿ラインでは新宿・渋谷に一本で、横須賀線に乗れば新橋や品川、東京まで一本で行けるとあって、なかなか便利な駅なのも発見でした。

もちろん横浜から一駅なので、休日の遊びや買い物も便利です。東京都心へわざわざ出ていく回数も減り、平日でも中華街で夜ご飯を食べに行ったり、休日は横浜までお散歩しに行くことが多かったです。

古いからこそ味がある。新築にはない建物の歩みも愛せる人におすすめしたい

goodroom residence 横浜保土ケ谷の建物は、築年数が34年の建物であるため、共用部のエアコンやコンセントに年季を感じたり、昔の階段灯が残っていたりと、よく見ると新しいものが好きな方にとっては、気になるポイントがあるかもしれません。

古いままの階段灯もお気に入り。

至れり尽くせりのホテルをイメージしていると違う部分もありますが、私は古い部分もこの建物が長く愛されてきた「味」として楽しんでいます。

まっさらなところに線を引いて作られた新築の建物もいいけれど、既存を生かしたリノベーションだからこそ味わえるあたたかみが好きで、このライフスタイルレジデンスを紹介したいです。

前に使われていたころの面影を残しつつ、形を変えずに新しく生まれ変わっただけで、また人が集まる様子を目の当たりにして、とても感動した自分すらいます。

ホテル暮らしというと、いきなり始めるのは私のように転職などをきっかけにしないと難しいと思われる方もいるかもしれません。

でもライフスタイルレジデンスなら、賃貸とホテルのいいとこどりができるちょうどいい住まいになっているので、もっと身軽にインテリアも、仕事も、新しい街も楽しみたい方はぜひ体験してみてくださいね。

身軽に2週間から住めるホテル・マンスリーのサブスク「goodroom サブスくらし」

「goodroom サブスくらし」は、月額69,800円から、家具・家電つきのマンスリーマンション、そしてホテルに自由に住み替えが可能なサービスです。

家具や家電、WiFiなど、必要なものが揃っているので、引越しで用意するのは、スーツケースひとつだけ。敷金・礼金などの初期費用もありません。

goodroom が運営するマンスリーマンションにプラスして、全国47都道府県800施設以上のホテルが利用可能。

毎月自由に住む部屋を変えられて、リーズナブルに好きな街に住む。そんな賃貸より身軽な暮らし方を実践してみませんか?

▼新しく追加されたホテル情報など、最新情報をほぼ毎日更新中!

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三宅

 

櫻井朝子

三宅朝子

goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら

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