「UR賃貸住宅」ってなに?ふつうの賃貸となにが違うの?
「長く、安心して暮らせるいいお部屋」を探している方におすすめしたいのが、UR賃貸住宅のお部屋です。みんなが抱えているお部屋の悩み、実はUR賃貸住宅なら解決できるかもしれません。 今回は、「UR賃貸住宅」って、普通の賃貸とどんなところが違って、どんなメリットがあるのか、グッドルームスタッフが解説します。 …
緑あふれる環境と、ゆとりの空間があるUR賃貸住宅。実際に住んでいる方に「暮らし心地」をお聞きする連載がスタート。
第1回は、「全てが小ぶりだったワンルーム」から、大きなキッチンとくつろげる和室のある2DKのUR賃貸住宅へとお引越しをされた、 maatona さんをご紹介します。
text : Miha Tamura / photo : @maatona / 提供:UR賃貸住宅(初出:2021年2月)
maatonaさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、UR賃貸住宅の40㎡ほどの2DKのお部屋。団地に多い「田の字型」の間取りで、南側にダイニング・キッチンと6畳の和室。そして北側に6畳の洋室があります。
玄関を入って正面が洋室、右手にダイニング・キッチン、そして奥に和室という間取り。
洋室とダイニング・キッチンは明るい色のフローリングに張り替えられ、柱や周縁なども白く塗られて、明るい雰囲気のお部屋にリノベーションされています。
「前はワンルームで一人暮らしをしていたのですが、“広い部屋に住みたい!”と思って探したときに、UR賃貸住宅が候補にあがりました。URって、リノベーションした綺麗なお部屋が多いイメージがあって。『MUJI × UR 団地リノベーションプロジェクト※』とか、いいなぁと思って、前からチェックしていました」
※ maatona さんが気になっていたという MUJI × UR のお部屋の一例はこちら
https://www.goodrooms.jp/journal/?p=24164
「CMでよく言っている、仲介手数料や礼金、保証人がいらないというのも単純に魅力に思って。実際に見にきたら、すごく大きな団地で敷地内に緑が多くて、公園があったり、環境がとても良いところが気に入りました。団地の住棟にも絵が描いてあったりして、可愛いんです」
私も今までにたくさんの団地を取材させてもらったので、よくわかります!身近な場所に、たくさんの緑や公園があると、とても落ち着きますよね(写真はイメージです)
「お部屋の中も見せてもらうと、レトロなところも残しつつ、綺麗になっていて。家賃も手頃で、前のワンルームとあまり変わらないのに、すごく広くなりました」
「前の部屋が暗かったので、白が基調のお部屋ですごく明るかったことも決め手のひとつです。ここに住んでみたいな、とすぐ思いました」
もともと、「レトロで可愛い部屋に住みたい」と思って部屋探しをしていたという maatona さん。お部屋の中でも特に気に入ってらっしゃるのは、タイル貼りのキッチン。
「いかにも団地のキッチン」というレトロ可愛さがとても気に入っていると maatona さん。
「以前住んでいたワンルームは、部屋の広さだけじゃなくて、全てがミニマムで。キッチンにしろ、お風呂、トイレにしろ、全てが小ぶりで、生活するのがしんどかった部分がありました。寝るだけの家で、あまり暮らしが楽しめていなかったと思います。
今のお部屋に引越して、“初めて、普通のおうちに住めた” という感覚がちょっとありますね。ちゃんと普通サイズのキッチンがあって、ガスコンロも2口のものがおけるし、洗い物もしやすいですし。いろいろ楽しみたいな、という前向きな気持ちになれます」
「普通のガス2口コンロ」が置けるキッチンで、料理をする時間は前の部屋の時よりもずっと増えたそう。
リビングスペースとの間に置かれているのは、ステンレス天板のワークテーブル。「これがあることで、作業がしやすくなりました。収納もできますし、すごく使い勝手良くて気に入っています」
最初は「どうかな?」と思っていたタイル張りのお風呂も、今では気に入って使えているそう。
洗濯機の上のスペースには専用ラック、洗面台の横には100円ショップのすのこでDIYした小さな収納棚を置いて有効活用されています。
2DKの間取りを、襖を取り外しワンルームのように使っていらっしゃるmaatonaさん。こうしてみてよかったことは、「家具の配置が自由になる」ことだそう。
部屋と部屋の間のギリギリに作業テーブルを置いても、どちら側からでも物を取り出せます。
チェストはあえて、部屋の仕切りを無視して配置。
裏側はこんなふうに有孔ボードを吊るして活用されていました。
ワンルームから2DKの広いお部屋へとお引越しをされて、北側にあるベッドルームは、「ベッドだけを置いて、寝るためだけの場所として、贅沢に使っちゃおう!」と決めていたとmaatonaさん。
寝るのに集中できる、シンプルで落ち着いた空間を作られています。
こちらのベッドルーム、壁全面が収納になっていて、奥行きも広く、十分すぎるスペースがあるのだそう。取り外した襖も全てこちらに入れられています。
押し入れ用のハンガーラックを使い、ハンガーも全てお揃いのものですっきりとしまわれています。
「和室のお部屋に住んで、洋風の家具を合わせるのを、一度やってみたかった」という maatona さん。畳の落ち着く雰囲気に合わせた、木やアースカラーの家具を選び、組み合わせていらっしゃいます。
ローテーブルに北欧風のソファ、座椅子を合わせて、のんびりくつろげる空間を実現。
木のフレームで、落ち着いたブラウンカラーのソファ。こうしてみると、畳のお部屋にとてもしっくりと似合っていますね。
「実は小さい頃も、団地に住んでいたんです。その時に、和室にみんなでくつろいでいたイメージがあって。そんなふうに、落ち着ける空間になることを一番に、家具を選んでいます」
窓につけたロールカーテンにプロジェクタで投影し、時には映画鑑賞を楽しみます。
このお部屋に引越してきてすぐ、在宅ワークをすることになり、ソファの隣にワークスペースをつくりました。
キャンプ用の折り畳みテーブルにウッドチェアを合わせ、パソコンを置く台やスタンドも設置。できるだけストレスなく仕事ができる空間をと工夫されています。
「在宅ワークは、前のワンルームだったら狭くてちょっときつかったかもしれないです。今の部屋ならスペースに余裕もあるし、朝から夕方まで電気をつけなくていいくらい明るいので、会社にいるよりずっと気分よく仕事ができていますね」
大きなキッチンや、くつろげる和室のあるUR賃貸住宅のお部屋で、「自分らしい暮らし方」を手に入れていらっしゃった maatona さん。
自分自身がほっと落ち着ける空間を、楽しんで作っていらっしゃる様子がとても素敵でした。
maatona さんの SNSアカウントはこちら
https://roomclip.jp/myroom/4835263
https://www.instagram.com/maatona11/
「それならURに住んでみない?」INDEX
Vol.1 「UR賃貸住宅」ってなに?ふつうの賃貸となにが違うの?
Vol.2 「UR賃貸住宅」を借りる時ってどうすればいいの?実際に見学しに行ってみました
Vol.3 「UR賃貸住宅」は初期費用がお得ってどういうこと?具体的にどのぐらい違うの?
Vol.4 「和室」をおしゃれに使いこなす方法を教えて!
Vol.5 「駅からバス」って、やっぱり不便?そんなこともないですよ!お得で便利なUR賃貸住宅の「バス近物件」まとめました。
Vol.6 在宅ワークなら「UR賃貸住宅がおすすめ」って、どんな理由?
Vol.7 一人暮らしでも「広い部屋に住む」メリットって?デメリットもあるの?
Vol.8 賃貸借契約の保証人ってなに?絶対必要なの?
田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。