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憧れの「品プリ」暮らし。「品川プリンスホテル」でのホテル暮らしレビュー

ホテル暮らしの365日 vol.23

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憧れの「品プリ」暮らし。「品川プリンスホテル」でのホテル暮らしレビュー

リアルなホテル暮らしをお届けする連載「ホテル暮らしの365日」。第23回目は、「品川プリンスホテル」での生活の様子をお伝えします。オフィス街というイメージが強い品川ですが、住んでみるとまた違った側面が見えてきました。

text:Risa Iwata

通勤時間を短くするために、オフィス街で暮らす

気軽にいろいろな場所に引越せるのも、ホテル暮らしの魅力です。ホテルで長期滞在できるサブスクリプションサービス「goodroomサブスくらし」を利用し、2年以上近くホテルやマンスリーでの暮らしを楽しんでいます。

今回、私が住んでみよう、と思った街は「品川」。

住み始める前の私にとっての品川は、「そびえ立つオフィスビル」「私の職場がある場所」「たくさんのビジネスマン」。品川で暮らすイメージはもともと持っていませんでした。

それでも品川で生活してみたいと思った理由は、通勤時間です。リモートワークが少しずつ減り、出勤が増えたタイミングでもあったので、「職場のある品川エリアに住もう」と決めました。

品川で暮らすホテルとして選んだのは「品川プリンスホテル」です。「品プリ」という愛称で昔から親しまれており、施設やサービスの充実度からホテル愛好家からも人気のホテルです。

オフィス街に住むってどんな感じなんだろう。品プリではどんな生活ができるんだろう。ワクワクしながら品川での暮らしをスタートさせました。

仕事の日に感じるストレスが大きく減った

まず最初にうれしかったのは、やはり通勤時間がぐっと短くなったことです。

品川プリンスホテルから最寄りの品川駅までの距離は、歩いてたったの3分。私の職場までは品川駅から1駅なので、徒歩の時間を入れても通勤時間は10分程度しかかかりません。

そのため、引越してからは朝もゆっくりと過ごせるようになりました。ギリギリまで寝る日もあれば、ホテルでの朝食を楽しむ日も。朝の1時間で1日の調子がこんなに変わるのかと驚きました。

最寄りの品川駅から電車に乗るときも、多くの乗客が品川駅で降りていきます。なので電車内の人数は少なめです。通勤のストレスによる疲労感も大きく減りました。

気づかいが嬉しい、ホテルの部屋

滞在したのは「品川プリンスホテル」の「イーストタワー」です。

私が宿泊した部屋は、シングルサイズの標準的な広さ。ですが用意されているベッドは、シングルサイズよりも少し幅が広めです。なので横になっても窮屈な感じがまったくなく、おかげで毎日熟睡できました。

毎日着る服は、部屋に用意されたクローゼットに収納します。シングルタイプのお部屋に扉つきのクローゼットがあるのは珍しいですね。

ある程度の服も問題なく収納できますし、清掃してくださるスタッフに服を見られてしまうこともありません。自分の荷物を誰かに見られてしまうのが少しだけ気になっていたので、私にとってはかなり嬉しいポイントです。

今回の滞在ではあまり使いませんでしたが、仕事ができるデスクもしっかり用意されています。リモートワークの日はホテルの部屋でも快適に作業できそうですね。

これが「品プリ」!充実のアクティビティ

さまざまなアクティビティが充実しているのも、「品川プリンスホテル」の大きな魅力です。私は滞在中、映画館とフードコートをよく利用しました。

小さくこぢんまりしたものではなく、どちらも商業施設に入っているほど立派です。

映画館は合計11スクリーンもあり、映像・音質のレベルを高めた「IMAX」も楽しめます。フードコートにも7つのお店が並んでいました。これが品プリのクオリティ……!

11時30分からの上映の映画に、11時に起きて鑑賞しにいく。これまでにない過ごし方だなと思いました。

広々としたフードコート「品川キッチン」

また、レストランも充実しています。和食やビュッフェ、カフェに中華料理。たくさんのお店が堪能できるフードコート「品川キッチン」にはとてもお世話になりました。

ランチに行くもよし、仕事帰りにサクッと食べるのもよし。品プリ生活を充実させている!と思い、ほぼ全店舗制覇してしまいました。

さらに、私がモーニングとランチに利用して感激したのが「LUXE DINING HAPUNA」と「DINING & BAR TABLE 9 TOKYO」です。どちらも、空間がとにかくおしゃれ!まるで海外の美術館に来たような気持ちになりました。

メインタワーの39階にある「DINING & BAR TABLE 9 TOKYO」

さらに、今回は利用できませんでしたが、ボーリング場やテニスコート、さらには水族館まで!ここまでエンターテイメント施設が充実しているホテルはレアですね。

生活する上で特に便利だったのが、ホテル内にドラッグストアがあることです。日用品から食品まで売られているため、利用頻度が多いドラッグストア。同じホテル内ですぐに利用できるため、滞在中はフル活用していました。

ホテル内のドラッグストア

またホテルのすぐ近くにスーパーマーケット「京急ストア」もあるので、買い物にはまったく困りませんでした。夜遅くまで営業していて、仕事終わりに立ち寄ってお手頃なお惣菜を買うことが多かったです。

街もホテルも味わう日々

休日は、ひたすらたっぷり眠るか、品川を探検することが多かったです。

それまで通勤時間でしか歩いたことがない品川の街を散策してみると、やはり新たな発見がいくつもありました。

たとえば、ホテルから徒歩10分のところにある「パティスリー リョーコ」。散策中にお店を見つけましたが、事前予約者用の列ができているのが目に入りました。普通に訪れたお客さんではなく、予約した人しか並べない列……人気の高さがすぐに伝わりました。

入店待ちの人々が並ぶ「パティスリー リョーコ」

気になるあまり、ネットで予約して再度お店に行ってみました。購入したシュークリームは、アーモンドが散りばめられたサクサクの生地に、中はとろとろのクリームが詰まっています。

濃厚なクリームなのに、なぜか食後はすっきりします。ついついもうひとつ食べたくなってしまいました。予約しなければ買えないほど人気なのも納得です。

「パティスリー リョーコ」で購入したシュークリームとフィナンシェ

ほかにも、台湾式の朝ごはんが堪能できるカフェや、自分へのご褒美ディナーを楽しみました。「オフィス街」とはまた違う品川の顔が見えたような気がします。

台湾式の朝食が楽しめる「東京豆蔣生活」

ホテル暮らしならではの「気軽さ」と「充実」

休日に訪れたことすらなかった品川でしたが、数ヶ月住んでみて「意外と便利で楽しい街だな」と感じるようになりました。

住むこともなく、それまでのように「仕事のための場所だから」という考え方で過ごしていては、実は気づかない魅力かもしれません。平日はよく通る場所なのに、実は見落としている場所がこんなにあったんだと驚きました。

ホテルの部屋から見える品川の風景

住むイメージをあまり抱かなかった街にも住んでみるのは少し気が引けるけど、その土地について新たな発見が得られるチャンスでもあります。

あまり合わなかったら、また別の場所にあるホテルで生活すればいい。この気軽さが、私がホテル暮らしを続ける大きな理由のひとつです。

また「品プリ」のような場所でお得に生活できるのも、ホテル暮らしのメリットです。フードコートに映画館、水族館や数々のレストランがあり、さらにコンビニやドラッグストアまで……。こんなに施設が整っているマンションを探そうとしたら、家賃や価格はいくらになるでしょうか。

賃貸では手が届かない暮らしも、「サブスくらし」なら叶えられます。

住む場所やホテルを選ぶのが、前よりも楽しくなったような気がします。次はどこで暮らそうかな。

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三宅

イワタリサ

イワタリサ

goodroomホテル暮らし社員&サウナ部部長。新しいもの好きなハングリー20代。サウナと古着屋とだし巻き玉子が好き。座右の銘は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
Instagramでホテル暮らしの日常を更新中!:https://www.instagram.com/iwtr_37/

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